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代表挨拶

ペガソス・エレクトラ社は、マグネシウムによるエネルギー循環システムの研究開発、事業化をめざして、2009年に設立されました。

エネルギーの歴史を振り返りますと、産業革命の発端となった石炭から石油に代わるまで、およそ百年かかっています。石油に代わるエネルギーとしては、天然ガス、最近はメタルハイドレートが注目されていますが、いずれも同じ化石燃料であり、エネルギーを取り出した後に残る二酸化炭素や、不純物として含まれる窒素酸化物、硫黄酸化物などが、気体や粒子状物質として排出され、様々な環境問題を引き起こす要因となっています。さらに、従来の化石燃料による発電に代わるものとして原子力発電がありますが、水力、火力と同様に、発電所そのものはグリッドでつながっていて、電気を送電する大きな基地が必要になります。そうした従来の発電所に代わるものとして、今一番可能性があるのが、マグネシウムによるエネルギー循環システムで、一言でその特徴を表現すると「持ち運びができる発電所」と言うことができるでしょう。つまり、中東から石油をタンカーでコンビナートに運ぶのと同じように、「発電所」そのものを持ち運びできるということです。

当社が取り組むマグネシウム・エネルギー関連事業は、再生可能エネルギーを基幹エネルギーとして流通させる「太陽燃料」市場を新たに構築する計画であり、これを実現するプラントの構築から製品投入までのロードマップはまさに石油に代わる次世代エネルギー開発事業であります。

マグネシウムの面白いところ、最大の魅力は、エネルギーを放出しても無くならないということです。放出したあとは、酸化マグネシウムになるだけ。それをマグネシウムに還元すれば永遠に使い続けられます。ただし、そのリサイクル工程には、プラントが必要になります。しかし、私たちはプラント会社になりたいわけではありません。私たちは、私たちと理念を共有できるという企業にパートナーになっていただき、技術や関連特許を許諾、委託しながら、共にプラントエンジニアリングをしていくというコラボレーションを考えています。そういう意味では、設備、機械、プラントなど、パートナーとなり得る企業は無数にありますし、そこから発展していく循環システムには無限の可能性があります。

現在はまだ「マグネシウム電池」は、一般にはほとんど知られていませんから、それが電池(エネルギー)として普通に利用できるということを周知させる必要があります。まずは、小型ライトのような小さなアプリケーションから出発して、徐々に大きなもの、たとえば車を動かすところまで広がれば、大きな産業になります。次の段階としては、先ほど述べたように、使い終わったマグネシウム燃料(酸化マグネシウム)をもういちどマグネシウムに還元するプロセスですが、とにかく、まずは「マグネシウムは燃料だ」というイメージを、ここ十年、二十年でしっかりと認知を広げていくことが大切だと思っています。

再生可能エネルギーを人類の基幹エネルギーとして普及させるイノベーションを推進し、コスト、資源偏在性などの課題をクリアし「マグネシウム燃料」を再生可能エネルギーの主役としての地位を築いて参ります。

併せて、これらの企業活動を通じて日本の国力向上に貢献し、引いては諸外国にサービスを提供することにより、それぞれの国家の繁栄に寄与したいと存じます。

株式会社ペガソス・エレクトラ

代表取締役 吉川 元宏

 

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